2024年11月29日
24年度ケアマネ試験 道内合格率30.0%、過去20年で最高水準に 合格者852人
道は第27回(2024年度)介護支援専門員実務研修受講試験結果を発表した。道内合格者数は23年度に比べ1.5倍を上回る852人(23年度538人)に上り、道内合格率は23年度比11.9ポイントの大幅増となる30.0%(同18.1%)に達した。
協力医療機関との連携体制 特養約半数が対応済み 福祉医療機構24年度改定アンケート
福祉医療機構は2024年度介護報酬改定に関するアンケート調査結果をまとめ、公表した。特別養護老人ホームで体制整備が求められた「協力医療機関との連携体制」(経過措置27年3月末まで)について、約半数の事業所が「連携済み」であることが分かった。
札幌市清田区で「チームデイ清田」発足 有志で連携強化、安心な地域実現へ
札幌市清田区内の通所介護事業所有志が、ネットワーク構築とサービス質向上を目的に「チームデイ清田」を発足させた。初回会合には17事業所から約20人参加。参加者からは他事業所での取り組みを学ぶことや、管理者として運営について相談するなど、横連携を強める重要性を挙げて、発足に期待する声が相次いだ。
「ひとりにしない」支援必要 道がケアラー支援推進シンポ
道はケアラー支援推進シンポジウム「支える人を、ひとりにしない~介護で人生や仕事をあきらめないために~」を札幌市内でオンラインを併用して開催した。8050問題、ダブルケア、若年認知症、介護離職など家族介護の多様化する課題を共有。ケアラーの置かれた状況や支援の必要性について理解を深めた。
認知症薬服用後の様子など伝達を 道GH協が自主研修
道認知症グループホーム協会は2024年度自主研修「認知症の医学的基礎知識」を札幌市内で開いた。講師を務めた松本診療所ものわすれクリニック(大阪市)松本一生院長は、認知症薬服用後の様子を医師に伝えるなど、利用者の日常を身近で支える介護職だからこそ担える役割があるとし、介護現場の貴重な情報を医療者側へ積極的に伝達するよう呼び掛けた。
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】巡る診療所(札幌市手稲区) 飯田智哉 院長
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=34
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●○(まる)福連携2024 異業種との対話から福祉を探る=5
一般社団法人福祉システム北海道代表理事 髙橋銀司氏
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=22
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏