24年度介護報酬改定、単価決定　
社保審分科会、見直し案答申　ほか

24年度介護報酬改定、単価決定　社保審分科会、見直し案答申

　2024年度介護報酬改定の報酬単価が22日、明らかになった。厚生労働大臣の諮問した報酬見直し案を社会保障審議会介護給付費分科会が了承し、同日に答申された。各サービス基本報酬が軒並みアップする中、訪問介護が引き下げとなり、「小規模事業所の経営悪化が懸念」「誤ったメッセージを与えてはならない」と疑問視する声が相次いだ。

江別・訪問理美容「あなまち」　看護師でもある美容師が訪問、施術

　江別市を拠点に医療者による訪問理美容サービス事業を行う「あなたのまちのかみのけ整え隊（通称・あなまち）」が設立から1年経過した。野澤瞭太代表（看護師）と美容師で准看護師でもある宮本琴美さんが利用者に寄り添った施術を展開。高齢者ケアに慣れた医療者ならではの対応が利用者に安心感を与えるほか、医療的ケア児への施術依頼があるなど活動は広がりを見せる。立ち上げは2022年12月。施術対象は身体機能の衰えで外出困難だったり、待ち時間や施術中の尿意・便意への不安から美容室利用をためらったりする高齢者のほか、子育て中の母親、重症心身障害児・者、医療的ケア児・者、放課後等デイサービスの児童など幅広い。個人宅のほか認知症グループホームからの依頼もあり、年齢層は1歳半から105歳までと幅広い。

公平なシフト表自動作成、クラウド型管理システム「シンクロシフト」

　システム開発のサインキューブはスタッフの希望休を踏まえ、公平性のあるシフト表を自動作成するクラウド型シフト管理システム「シンクロシフト」を開発、販売している。毎月のシフト作成はシフト管理者にとって苦悩の絶えない業務だ。各スタッフの希望休や夜勤回数を調整し作成したシフトに対しても、「人手が足りない」「偏っている」など不平不満が寄せられ、結局は作成者自身のシフトにしわ寄せが来ることも少なくない。同システムは、各スタッフがスマホで申請した希望休取得数に偏りのない、平等なシフト表を自動作成する。

●介護保険サービス北海道内事業者指定＝2023年12月31日

●介護報酬改定　一本化処遇改善加算４段階　サービス別加算率公表

●施設・居住系、多機能系サービス　生産性向上推進加算を新設

●セブンブレンチ　社名を「ワンダーストレージ」に変更

【連載】●「医療と介護の連携」で考える＝休

　　　　　北見市医療・介護連携支援センター　関建久センター長

　　　　●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!＝休

　　　　　社会保険労務士事務所ロームホーム　及川進代表

　　　　●いざという時、本当に役立つＢＣＰをつくろう！＝休

　　　　　奥村中小企業診断士事務所　奥村真一郎氏