2024年10月28日
新たな地域医療構想
「医育及び広域診療機能」大学病院本院に新たに位置づけ
厚生労働省は、新たな地域医療構想等に関する検討会第10回会合を開催。2040年ごろを視野に入れた新たな地域医療構想に向け、広域観点から求められる医療機関機能として、大学病院本院が担う「医育及び広域診療機能」を新たに位置づけて都道府県等との連携を図ることや、外来医療ではかかりつけ医機能報告や外来機能報告等のデータに基づき、機能の明確化・連携、偏在・不足等への対応も進めていく方針を説明した。
ふらの西「アイセンター」 「大学病院レベル」の眼科治療
1年で患者数、手術数が飛躍的に増加
富良野市のふらの西病院(松田英郎理事長、院長・99床)は、2023年8月に眼科「愛称:ふらの西アイセンター」をリニューアルして1年が経過した。高い技術を持つ常勤眼科医と視能訓練士の配置、大学病院と遜色ない最新機器をそろえたことで、患者数と手術数が飛躍的に増加。交通インフラが乏しい過疎・辺地指定区域で、硝子体手術、難治性網膜剥離など難易度の高い治療を提供したのが他施設との差別化につながっている。
坂泌尿器科 透析室マットレスを全面交換
業務量やコスト軽減などメリット多く
札幌市西区の坂泌尿器科病院(坂丈敏理事長・59床)は、透析室ベッドのマットレスをレザー製の新型マットレスに全面取り替え。看護スタッフの業務量、クリーニング代や搬出量のコストが大幅に低減されたことなどに加え、感染対策や患者の安楽性の向上、精神的苦痛軽減など、多くのメリットにつながる効果をもたらしている。
ACP研究会9次大会 報酬改定で意思決定支援指針作成追加
林氏 入院・外来・在宅の体制推進を
日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会第9回年次大会(大会長・澤田格西岡病院内科部長、福田直之札幌総合法律事務所弁護士)が札幌市内で開かれ、林修一郎厚生労働省保険局医療課長が2024年度診療報酬改定について、入院や外来、在宅への意思決定支援の指針など、検討経緯や算定要件の詳細を解説した。
ACP研究会9次大会 報酬改定で意思決定支援指針作成追加
林氏 入院・外来・在宅の体制推進を
日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会第9回年次大会(大会長・澤田格西岡病院内科部長、福田直之札幌総合法律事務所弁護士)が札幌市内で開かれ、林修一郎厚生労働省保険局医療課長が2024年度診療報酬改定について、入院や外来、在宅への意思決定支援の指針など、検討経緯や算定要件の詳細を解説した。
24年度ケアマネ試験受験者数 前年度に比べ4.3%減少
道内は7年連続3000人割る
第27回(2024年度)介護支援専門員実務研修受講試験が13日に全国で一斉に行われた。道内受験者数は26回(23年度)に比べ127人(4.3%)少ない2843人だった。受験資格要件厳格化などの影響で大幅に落ち込んだ21回(18年度)以降7年続けて3000人を割っている状況だ。
●がん登録情報データベース化 2次利用も可能に法規制整備へ
●石狩 訪問看護STを開設 かかりつけ医と連携
●イムス札幌内科リハビリテーション 充実設備の院内通所リハビリ
利用者の自宅でリハビリ会議 多職種で生活上の課題に対応
●「病院DX推進協会」が発足 医療・介護業界の発展を後押し
●棕櫚の会 住宅型有料「ホサナケアホーム」開設
診療・看護・介護を訪問で一体提供