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基準病床数と必要病床数の整合性確保
新たな地域医療構想 医療計画の上位に位置づけ
─厚労省とりまとめ案 ほか

2024年12月16日

基準病床数と必要病床数の整合性確保
新たな地域医療構想 医療計画の上位に位置づけ─厚労省とりまとめ案

 厚生労働省は、2024年頃を見据えた新たな地域医療構想について、医療計画の一部ではなく、地域の医療提供体制全体の将来のビジョン・方向性を定めるものに改め、医療計画の上位に位置付けることや、基準病床数は将来の病床数の必要量を上限に算定する、必要量を上回る場合は都道府県の要請・勧告・公表等の対象にするとのまとめ案を「新たな地域医療構想等に関する検討会」に示した。またこれまで回復期機能として医療機関に報告を求めていた病床区分を「包括期機能」として位置付けることも提案した。



札幌市中央整形外科 自由診療で脂肪由来幹細胞治療開始へ
低侵襲で高い効果

 札幌市中央区の札幌中央整形外科クリニック(亀田和利理事長・無床)は、自由診療で脂肪由来幹細胞「TOPs」による膝の治療を導入し、年内にも開始する予定。低侵襲で効果が持続する新たな再生治療として注目されており、道内では同クリニックが先駆けとなる。亀田理事長は「手術以外の選択肢として、今後ニーズが高まるのでは」と展望する。



転院調整支援システム「一定の効果あり」
患者掲載延べ232人に 札幌市4~11月集計

 札幌市は、4月にスタートした転院調整支援システムの利用状況を医療体制審議会に報告した。11月末までの参加医療機関延べ86施設、患者掲載数は延べ232人。そのうちシステムを介して転院に至ったのは184人に上っており、同市は「一定の効果が出ている」と分析している。



「口から食べる」あきらめないで 住民に呼び掛け
食と健康フェスタ初開催

 札幌市東区で東苗穂病院など医療・介護事業を幅広く展開する社会医療法人豊生会は、口から食べることの大切さを地域住民に呼び掛けるイベント「食と健康フェスタ」を、同区の通所介護事業所「次世代型デイトレセンターエルパサ」で初開催した。法人外の専門職も巻き込んだリハビリ、口腔、栄養の一体的取り組みに関する自主勉強会の延長で、高齢者や家族ら近隣住民を含む地域全体に直接訴えかけるのが狙いだ。



WAM24年度改定影響調査
急性期一般入院料1 看護必要度評価項目見直し4割強

 福祉医療機構の2024年度診療報酬改定の影響に関するアンケートによると、急性期一般入院料1で最も影響のあったものは、43.8%が「重症度、医療・看護必要度(看護必要度)の評価項目見直し」を挙げ、経過措置終了後に該当患者割合を満たすことができない病院が1割以上みられた。



●大学病院24年度経営 1病院当たり医業利益 年鑑5億円超の赤字に

●日鋼記念 細胞診の動画ポータルサイト開設 3次元構造の

●認知症施策推進基本計画閣議決定 基本的施策は保健医療・福祉等12項目

●介護職やりがいアピール 高校生のための福祉・介護体験セミナー

 道介護福祉士会が初開催

●寿原財団 15人に助成金 若手研究者へ激励


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