top of page

逆境の中での創意工夫
発想の転換・強み活かし課題克服へ

2025年1月1日

第1部 逆境の中での創意工夫

発想の転換・強み活かし課題克服へ

 物価や人件費の高騰が、医療機関の経営に大きなダメージとなっている。さらに、少子高齢化などによる医療従事者の不足、健康格差の拡大など、医療が直面する課題は多い。

 こうした中で、新春特集号では、富良野協会病院を核に、地域医療連携推進法人が設立され、医療機関、介護保険施設、サービス事業所による新たな連携の行方を追った。

 また、多職種によるチームアプローチで嚥下等患者の退院を支援している、聖ヶ丘病院の言語聴覚士の積極的な地域活動を取材。2024年度改定で新設された「地域包括医療病棟」の算定を開始した札幌秀友会病院による切れ目のない地域包括ケアの構築や、未だ認知度が低く、抵抗感を持つ人も少なくない放射線治療について、多くの人に理解を深めてもらう札幌孝仁会記念病院の取り組みについて紹介する。

 地域ならではの課題に対し、地元漁師2人とミャンマー人材2人を看護助手として採用するなど、働き方、国籍などの多様性を柔軟に受け入れ、組織の活性化を図る浜頓別町国保病院、PHRやRPAといった医療DXで地域連携や業務効率化を進めている北斗病院に焦点を当てた。


2面 富良野協会病院

3面 聖ヶ丘病院(伊達市)

4面 札幌秀友会病院(手稲区)

   札幌孝仁会記念病院(西区)

5面 浜頓別町国保病院

6面 北斗病院(帯広市)



第2部・第3部 新春随想

bottom of page